古文単語のおすすめ参考書5冊の特徴をご紹介!

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古文の単語を覚えるおすすめ参考書5冊をご紹介

古文の問題を解くためにまず必要になるのが、単語の知識です。英語と同様に、1つ1つの単語の意味が分からないと古文の文章を読み解くことができません。また、文法知識を学習する際にも、例文に使われている単語の意味が分からないと理解するのが難しくなってしまうので、まずは単語を頭にインプットすることが大切になります。

しかし、大学入試に必要な古文単語についてまとめた参考書はたくさん出版されているため、これから本格的に古文の単語を覚えていこうという人にとってはどの教材を使えばよいか分からないかもしれません。

そこで、今回は多くの古文単語帳の中から、それぞれの特徴に合わせておすすめのものをご紹介していきます。自分が覚えやすそうな単語帳を選んで、まずは1冊しっかりと古文単語をマスターするようにしましょう。

暗記が苦手な人にもおすすめ!『古文単語ゴロゴ』

古文単語ゴロゴ

最初に紹介する古文単語集は、『古文単語ゴロゴ』です。タイトルからも想像がつく通り、古文の単語を語呂合わせで覚えるというコンセプトで作られた単語集です。また、収録されている単語数もゴロゴにちなんで565語になっています。

市販の古文単語集の中では単語量が多い方で、この1冊に出てくる古文単語を一通り覚えておけば入試の古文単語で悩むことはなくなるでしょう。古文単語を覚えるのがどうしても苦手という人でも、『古文単語ゴロゴ』に書かれている語呂合わせを使うと印象に残りやすいので、今までよりも効率よく暗記できるようになります。

古文の教科書や問題集に出てくる単語を自力で覚えようとしてもなかなか記憶に定着しなかったという人は、『古文単語ゴロゴ』を使った語呂合わせによる暗記法を試してみることをおすすめします。

ただし、古文単語の意味や、その語句の背景にある関連知識などをしっかり理解しながら覚えたいという人にとっては、語呂合わせではない単語集を使った方が良いでしょう。以下に紹介する単語集の中には、より背景知識が充実しているものもありますので、一通り特徴を理解したうえで自分に合ったものを選んでみてください。

シンプルな構成で使いやすい『読んで見て覚える古文単語315』『キーポイント古文単語330』

背景知識とセットで読解に活かせる古文単語力が身につく『読んで見て覚える重要古文単語315』の特徴と使い方

次に紹介する2冊の古文単語集は、『読んで見て覚える古文単語315』と『キーポイント古文単語330』です。両方ともシンプルな構成になっていて、どんな人にも使いやすいスタンダードな古文単語集と言えます。扱われている単語数は300語程度で、受験向けの古文単語集としては標準的な量です。

なお、『読んで見て覚える古文単語315』には、古文単語以外にも押さえておきたい漢詩の知識などが収録されています。どちらの単語集も見出し語に対してイラストがついているため、視覚的にも印象が残りやすい構成です。

また、古文単語を使った例文も一緒に掲載されているので、文章の中でどのように使われるかのイメージもつかむことができます。古文単語は単体で意味を聞かれるというよりも、文章の中で重要な部分のキーワードとして出題されることが多いので、例文を参照しておくことが大切です。

なお、2冊を比較してみると『読んで見て覚える古文単語315』の方が若干イラストや語呂合わせなどが多く付いているため、覚えやすさを重視するなら『読んで見て覚える古文単語315』の方を使いましょう。赤シートで重要な意味が覚えられるようになっているので、通学中の勉強にも最適です。


“古文単語330”

ハイレベルな古文単語をたくさん覚えたいなら『古文単語FOMULA600』

次に紹介する『古文単語FOMULA600』は、古文単語が600語載っているボリュームの多い単語集です。ハイレベルな大学の入試問題でもしっかり対応できるよう、単語力を高めておきたい人におすすめの教材となっています。

市販の古文単語集の中ではトップクラスに単語の掲載量が多いため、この1冊を仕上げておけば古文の知識において他の受験生に遅れをとることはなくなるでしょう。古文単語をたくさん覚えて入試にのぞみたいという人はぜひ使ってください。

ただし、古文単語と例文と訳が載っているだけという紙面構成ですので、イラストや語呂合わせなどの覚えやすくなる工夫はありません。『古文単語FOMULA600』を使う人は、その点だけ注意しましょう。

“古文単語FORMULA600”

語源や背景知識が豊富な『マドンナ古文単語230』

基礎からじっくり古文単語を理解したい人向け『マドンナ古文単語 230 パワーアップ版』の特長と学習方法

最後に紹介する『マドンナ古文単語230』は、見出し語の数だけで比較すると5冊の中ではもっとも単語数が少ない教材になります。ただし、一緒に掲載されている関連語句まで含めた場合は、他の標準的な単語集と同程度の語彙量です。

マドンナ古文単語230』は、語源を非常に重視した内容になっているのが特徴です。一つ一つの古文単語に対して、どのような語源から派生してできた言葉なのかを詳しく解説してあります。

そのため、語源を理解することで古文単語が覚えやすくなるという人は『マドンナ古文単語230』で、背景知識まで含めた深い学習を行ってください。ただし、イラストや語呂合わせについてはあまり載っていないので、自分に合った古文単語集を選ぶようにしましょう。

まとめ

今回紹介した5冊の古文単語集は、それぞれに特徴があります。古文単語を覚えるための語呂合わせに特化したものから、背景知識を詳しく解説しているものまで様々です。

今回ご紹介した情報を参考にして、自分が覚えやすい形式のものを選ぶようにしてください。古文単語は、言葉を見て意味が分かる状態になることが重要ですので、まずは1冊に掲載されている見出し語の意味を全て言えるようにしましょう。

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